2008年は、事業拡大と収益改善の観点から全てのビジネス分野において成功した。特に、買収を通じてサービス組織を拡大し続けた。
巻上装置や保守サービスに対する需要は非常に高く、2007年に比べて受注が10.4%も伸びた。会社全体での受注額は20億671万ユーロにも上る。
純売上高は20.2%伸び、21億25万ユーロ。営業利益は2億4870万ユーロで、2007年度に比べ42.3%上昇した。
サービス部門の純売上高は9%上昇し、7億5430万ユーロであった。営業利益は1億620万ユーロで、純売上高の14.1%を占める。
スタンダードリフティング部門の純売上高は30.8%成長し、8億3540万ユーロに上った。営業利益は1億4000万で、純売上高の16.8%を占める。
ヘビーリフティング部門の純売上高は23.1%上昇し、6億5940万ユーロに上った。営業利益は5360万ユーロであり、純売上高の8.1%を占める。
新製品のオーダーの約30%が、吊上げ装置への構造的な需要が強い新興市場から受注である。例えば、この1年間でコネクレーンズが契約したのは、ロシア、ウクライナ、メキシコ、インドネシアへのRTGクレーン43台とSTSクレーン、そしてロシアの製鋼所向けのプロセスクレーン19台である。
コネクレーンズは、2008年度も活発に経営拡大を続けており、買収も12回に及んだ。特にスペイン、デンマーク、カナダ、ウクライナでのサービス範囲をより強固なものにした。3月、コネクレーンズはノルウェーのマシーン・ツール・サービス(MTS)の専門家を獲得、11月にはイギリスのMTS計3社を買収することによりMTSにおける活動を北方地域にまで拡大した。同じ11月には中国のメーカーSANMAの過半数保有を獲得するためのサインを行っている。2009年初頭にはこの取引はまとまる予定であり、当時の少数株主もその保有量を変えていない。
経営方法の高効率化や均一化を目指すプロジェクトにより、コネクレーンズは事業活動の向上を続けている。高効率化の手段により、集中的に障害除去が行われた。業務分野推進集中型調達機能(Category driven centralized procurement function)は、全ての部署において知識、資材、購入量を活用することを目的に設立し、全事業に渡っての効率性や有用性の向上を目指している。
2008年度に開始されたoneKONECRANESプログラムは、弊社の営業手段やシステムを統一化かつ高効率化し、さらに社内の透明性や有効性をさらに向上させると期待されている。